上手い人のテニスって、準備が早くて、いつも良い位置で構えていますよね。力感なく振っているように見えるのに、打った球はしっかり深く伸びていく。反対に、力いっぱい打ちにいくほど、振り遅れたり、ボールが浅くなったり…。そんな経験、ありませんか。
この差は、腕の力の強さではなく、体の使い方から生まれています。体の中心に安定した軸があって、足から生まれた力が体を通ってラケットに伝わると、動きにムダがなくなって、同じ打点で楽に振り抜けるようになるんです。
そして、この動き方は日本人の体にこそ向いています。
昔の飛脚が、宿場から宿場へ一日中走り続けられたのも、腕や脚の力任せではなく、余計な力みのない、体の真ん中から動かす効率のいい使い方をしていたから。その感覚は、今の私たちの体にもちゃんと眠っています。
テニスを続けていると、「もっと筋力を」「フィジカルを鍛えろ」という話をよく耳にします。体力が大事なのは間違いありません。ただ、西洋式のトレーニングをそのまま日本人の骨格に当てはめると、どうも噛み合わず、肘(テニス肘)や肩、腰を痛めてしまう人が少なくないようです。上達したくて打ち込んでいるのに、体を痛めてしまう。これが、いちばんもったいないところです。
筋力を否定したいわけではありません。むしろ逆です。
体の基本的な使い方、軸の通し方ができていると、つけた筋力がそのままショットに乗ります。同じ練習量でも、振り遅れやミスが減って、ラリーの安定感が変わってきます。土台があるかないかで、積み上げた練習の生き方がまるで違ってくるんです。
体の使い方が変わると、ボールに余裕を持って追いつけたり、ストロークが安定したり、長いラリーでも疲れにくかったり…という声も多いようです。何より、打っていて気持ちいい。テニスがもっと楽しくなるはずです。
その「日本人の体に合った動き方」を、テニスに当てはめてじっくりまとめているのがこのサイトです。テニスが上手くなりたい人は目を通しておくと、より楽しく上達していけるヒントがあるかもしれません。
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